2023/11/07 00:00
サボテン科リプサリス属
リプサリス自体に花言葉はありませんが、サボテン属なのでサボテンの花言葉として「偉大」「燃える心」「温かい心」というものがあります。
リプサリス・ケレウスクラは多肉植物のように膨らみがある茎葉を節を増やしながら伸ばしていきます。
園芸上、「青柳」と呼ばれる品種は、茎の表面に白い毛を生やしており、大きくなってくるとビヨンと長い茎葉を伸ばしはじめます。
サボテンの仲間ですが触っても痛くないうえに、丈夫で扱いが簡単な部類の植物です。
耐陰性があり、明るい日陰で育てることもできますが、暗すぎる場所では葉が黄色くなります。
逆に強い日差しは嫌うので、直射日光が当たらないレースカーテン越しの明るい場所でよく育ちます。
冬は5℃以上の場所で管理してください。
夏の水やりは土が完全に乾いてから夕方から夜にかけた時間にたっぷりと与えます。
気温が上昇する時間帯は株が蒸れやすくなるので注意してください。
水切れで葉がシワシワになるようでしたら葉水をしてあげましょう。
冬はほぼ断水する管理をしてください。
室内の乾燥により葉にシワが入るようでしたら葉水をしてあげてください。
肥料は4月~6月か9月~10月に緩効性化成肥料を与えます。
培養土は排水性の良い土を使ってください。
配合する場合は、赤玉土4、鹿沼土4、日向土2で混ぜてください。
植替えは4月~6月又は7月~10月の暑すぎない日に行います。
挿し木で増やす場合は植替えと同じ時期に行うのが良いでしょう。
節に沿って切断し、切り口を2週間~3週間ほど日陰で乾燥させます。
挿し木用の土に挿し、根が生えてくるまでに1カ月ほどかかります。
発根したら新しい鉢に植え、風通しの良い場所で管理してください。
リプリス・ケレウスクラにはハダニやカイガラムシが発生することがあります。
特にハダニは乾燥や高温の場所に発生しますので置き場所に注意が必要です。
根腐れを防ぐためにも換気や風通しの良い場所に置いてあげてください。
リプリス・ケレウスクラは大きくなればなるほど茎が伸び垂れ下がってきますので、
高い場所に置いたり、ハンキングバスケットで育てることでインパクトのある空間を演出してくれます。
管理しやすく樹形もおもしろいので、昨今とても人気がある観葉植物です。