2023/11/24 09:47

サトイモ科 ディフェンバキア属


冬でも葉を落とさない常緑の多年草です。
草ではありますが茎は硬く真っ直ぐに伸びます。

ディフェンバキア・カミーラの葉の色は中心が白く、縁は瑞々しいライトグリーン。
大きく広げた葉はいつでも若々しく、その美しさがハイセンスなインテリア空間を演出してくれることでしょう。

極端な暑さ寒さには弱いですが、日陰には比較的強く、少々暗い部屋でも管理ができるので初心者にも育てやすい植物です。
直射日光は葉焼けの原因になりますので、日光浴はレースのカーテン越しにさせてあげてください。
しかし、冬の窓辺(15℃以下)は寒さで枯れる原因にもなりますので置きっぱなしには注意が必要です。

ディフェンバキア・カミーラの水やりは土が乾いてから(週1くらいのタイミングで)たっぷりと与えます。
夏場の水やりは、日光によって鉢の中が蒸されて株が弱ることを避けるため、比較的気温の低い時間がキープされる夕方以降が良いようです。
冬は土が乾いてから3日後くらいのタイミングで水やりをし、乾燥気味に管理します。
しかし空気の乾燥は苦手ですので、定期的に葉水をしてあげると、瑞々しい葉をたくさん出すようになります。

ディフェンバキア・カミーラの植替えは2年~3年に1回を目安に行います。
鉢底から根が出ていたり、土の表面が硬くなって水の染みこみが悪くなったときが植替え時です。
暑くなる前の5月~7月に行うのが適切です。

ディフェンバキア・カミーラの樹形を保つためには剪定が必要です。
2年~3年に一度、鉢に対して背丈が高すぎると感じたら茎を切り詰めてください。
枝分かれしている箇所の、大きく伸びすぎている方の茎をカットします。
暑くなる前の5月~7月に行うのが最適です。

※ディフェンバキア属の樹液は皮膚に付着すると痒くなったりかぶれたりすることがありますので、剪定は手袋をして行ってください。
また、小さなお子さんやペットがいらっしゃる方は、置き場所にもご注意ください。